ゴー宣DOJO

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みなぼん
2012.7.8 07:01AKB48

AKB48 と世間体

よしりん先生の
登場でーす
絵文字:星絵文字:星



名古屋でSKE48研究生の
公演終了後、
席を立って出ていこうとしたとき、
多くの男たちが振り向いて
挨拶してくれた。
「よしり――ん」
「小林さ――ん」
気のいい奴らだ。
わしは、
AKBヲタは基本的に大好きだ。
アンコールの掛け声を
先導するヲタは尊敬する。
 

わしの母は、
わしがAKBに嵌ってると知ると、
吐き捨てるように毒づく。

「恥ずかしか~~~~。
 いい年してなんてみっともない絵文字:重要

自分は氷川きよしの
追っかけしていて、
出待ちをするほど狂ってるのに、
何を言ってるんだ
絵文字:重要

母は、財産はすべて
氷川きよしに注ぎ込むから、
葬式は簡素でいいと
言うほどに血迷ってるが、
わしはそれを許容している。

しかも財産はすべて
氷川きよしに注ぎ込むから、
病気をしたら面倒を
見てくれと言うのだから、
エゴイズム100%の馬鹿親だ。
そんな我がままを許容できるのは、
息子が親の財産を
全然当てにしないほど
稼いでいるからだということが、
わかってない。
父が生きてたら、
こんな馬鹿母を
許すわけはないのだが。
なんで父から先に死んだのか?
逆なら良かったのに。
 
実はわしがAKBに
嵌ってることを知ると、
馬鹿にするのは母だけではない。

わしの妹も、
福岡の親戚もすべて

「なんてみっともない絵文字:重要くだらない絵文字:重要
 よしのりさんが何で?」

と呆れるらしいのだ。

母や妹にとっては、
AKB48総選挙のテレビ生中継で、
福くんのあとに
わしが出てコメントしたのが、
相当 「世間体」 が悪かったらしい。

「朝まで生テレビ」 や
報道系の番組に出たときは、
人に自慢するほど
「世間体」が良くて、
誇らしいようだが。

AKB48に嵌るということは、
世間的にはやっぱり
相当みっともないと
思われるらしいのだ。

 
ネットの中には、
「オタク」 とか 「ロリコン」
というイメージで
わしを見る者も多いと聞いた。

馬鹿馬鹿しい絵文字:重要

妻がいて、他にも
デートする大人の女性がいる
「リア充」 のわしが、ロリコン?

わしは公演終了後も
「ハイタッチ」 もせずに出ていくし、
「握手会」 にも行ったことがない。

それをわしは否定しないし、
若い子にとってはアイドルに
触れられるなんて嬉しいだろう。

だがわしは
ただ応援するだけで十分なのだ
絵文字:重要

みおりんやあーにゃは、
子供のいないわしにとっては
娘を見る感覚だ。

大島優子だけは
女として見てるから、
わしを傷つけないでほしいけど(笑)

しかしAKBって、
好きな者はとことん好きになるが、
嫌いな者はとことん嫌悪していて、
偏見がすごい。

普通のじじいやおっさんは
理解不能だから、
週刊新潮や週刊文春は、
バッシングに精を出す。

特にわしのような年齢で、
しかも天下国家を語っていた者が
AKBを熱心に語り始めると、
ものすごくリスクを伴う。

「ついに小林よしのりの
 弱点を見つけた絵文字:重要

というノリで、
ネットだけでなく、
親や妹や親戚からまで軽蔑される。

なんなんだ、こりゃ!?
 
・・・と思ったが、

実はその原因もわかっている。

漫画だって、
昔はとことん馬鹿にされ、
PTAから常に目の敵にされ、
社会的に偏見の目に
さらされていた歴史がある。

わしは漫画家になってからも、
何度もこの偏見と戦ってきた。
今も自称保守派の
クソじじいどもは、
わしを漫画家というだけで
馬鹿にしたがる。

わしはAKB48現象を
「漫画」という手段でひも解き、
社会的に認知させる
作品をつくろうかと思っている。

それは決してAKBブームに
のっかるものではなく、
AKBを通して、
現代社会や日本人を
論じるものになると思う。

今に見ていろだ絵文字:重要

 
 
 
みなぼん

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